扁桃体とは

 

扁桃体とは?

 

扁桃体は、人間の情動・感情の処理と、直感力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応(特に不安や緊張、恐怖反応)について重要な役割を果たしています。

 

海馬が最初に視覚や聴覚といった感覚器からの記憶情報をまとめて、それが「快」であるか「不快」を判断しているのが扁桃体です。

 

「好き、嫌い」「安心、危険」「恥ずかしい、恥ずかしくない」「やりたい、やりたくない」もこの扁桃体が判断をしています。

 

あなたのイップスが治らない理由

 

 

では、この扁桃体は何をもって「快」であるか「不快」を判断しているかというと「過去の記憶」です。

 

ここで考えて欲しいのですが

 

「過去の記憶」は全て正しいですか?

 

答えは「NO」です。

 

例えばあるプレーで怪我をしたとします。

 

確かに治ってからもしばらくは痛いですし、怪我をした時の嫌な感覚が残り続けます。

 

ですが、『怪我をした同じプレーをする=また怪我をする』ではないですよね。

 

でも、一旦、扁桃体が「この動きをすると嫌な思いをする」と判断すると、そのプログラムができてしまいます。

 

そうなると自分で「あのことは忘れよう」と思っても、周りからいくら「大丈夫だよ」と言われても扁桃体が「不快」と判断している限りマイナスの感情は残り続けます。

 

そして、これが「その動作をストレスを作る動作と思い続ける理由」になってくるのです。

 

あなたがいつまでも、その動作にストレスを感じてしまうのは、扁桃体が間違った過去の記憶を頼りに動いているからです。

 

あなたが「ストレスをなくす生活をする」為に何をしたら良いか?

 

 

一般的には「失敗しても良いということを理解する、良い所を見つける」ということをします。

 

もちろんこれは悪い方法ではありません。実際、これも改善方法の一つです。

 

でも、それは分かっている、

でも、できないから困っている。

 

だからあなたはこのページを読み続けているのではないかと思います。

 

では、分かっていても出来ないというあなたにお勧めするのはEFT(イーエフティー)というものです。

 

どういったモノかと言うと、EFTができるのは深層心理からネガティブな感情を解消する方法です。「その人の良い所が見つかる」や「嫌いと思った出来事がどうでも良いことだと思える」というようにネガティブな感情が解消されます。

具体的には

怒られるのが怖くて萎縮していたのが、動じなくなる

十年以上も前にあった出来事で、まだ不安や恐怖を感じていたのがなくなる

場面、プレーのことを考えただけで不調になっていたのがなくなる

そんなことが可能なの? はい。可能です。

それを可能にするのがEFTという心理療法です。